監督:船橋淳
脚本:船橋淳、エリックバンデンブルール
キャスト:オダギリジョー、カヴィラズ、クロエスナイダー
2005バンダイビジュアル
みなみ会館系映画。ゆるい感じのロードムービーで、全体に透明な感じ。
すごいおいしいぬるま湯というか。
登場人物も3人で、国籍も、年齢も違い、いい意味でバランスがいい。
テッペイの背負うリュックとか、
モーテルのベッドの大きさ、ランプの壊れ具合、
トレーラーの家具の小ささと、キッチンの低さ、
「そこにあるもの」に息吹が感じられて、素敵。
決して、ハラハラドキドキではないけど、
好きな映画だった。
各登場人物の
「人間という生物としての美しさ」
にもかなり注目。
クロエの手足の長さ、細さも素晴らしいし(特にキャミソール姿)
オダギリジョーの肩幅と上半身と下半身のバランスもいい。
この人は、特にマッチョ、という訳じゃないけど、
日本人ぽくない身体。
カヴィの中南米独特の顔つきが、言わずとも語るものがあった。
久々に本気モードの映画批評でした。