三姉妹母ちゃんの日記

日常の雑記ブログ。たまに映画や本の話もします。

愛情日誌

愛情日誌/夏石鈴子

これが、前回書いた冒頭部分に「イラッ」とした本。
全部読み終わりました。
なんていうか、
よくわからない世界でした。
目次に

おでかけ
愛情日誌
催花雨

とあったので、
お話3つと思って読んでたら、
1個目と2個目の登場人物が同じでした。
その2つをふまえた上で、
3つめを読んだら、
登場人物も、何もかも違う話でした。
3つめのかなり途中まで、
「なんでさっきの人が出てこないんだろ?」
とか、
「ちらっと出てきた人の話かな?」
とか思いながら読みましたが、
全く違う話でした。
そしてそれに気づくのが遅すぎた私。

描写自体はとても丁寧で、
本の中の世界はよく見えるのに、
全く共感できない、
という本でした。
あまり人にはオススメしないかな、、、
家事も育児も
「なんでわたしがこんなことしなきゃいけないのか」
という感じが全面に書かれてて、
そんなに周りに毒を撒き散らかさなくても、、、
としょっちゅう思いました。
本の中の人にだけど。
旦那さんが
「僕は毒を抜いてあげるんだよ」
といって、セックスしようとするものの、
EDぽくなっていく、、
というこれまたわからない展開。

最後の催花雨というおはなしも、
いきあたりばったりな男女の話で、
「はあ?」と思いながら読みました。

うーん、ここまで書いても、
よさがわからない。
よさもわからないけど、
酷評のしかたもわからない。

とりあえず本を読みながら食べた
ドリトスはおいしかった。

おあとがよろしいようで。
(全然よろしくない)