三姉妹母ちゃんの日記

日常の雑記ブログ。たまに映画や本の話もします。

視点論点

NHKの視点論点を観ていたら、
大学の教授が。
先生〜懐かしい、、、
と18歳の自分に浸りながら、
先生の講義を受ける。

テーマは、倫理。
まあ、難しい話ですよ。
先生は中国の方なのですが、
中国における倫理と、日本の倫理について語ってた。

日本で人のことを「人間」って書くでしょ。
つまるところ、それって人そのものではなく、
人と人の間を示しているのだそう。
中国では、倫理観がその人その人の中にあるので、
その人の中に「白か黒か」がある。
反して日本は、人と人との間に倫理があるので、
その人、の中にはあまり倫理は存在しないんだそう。

先生が日本に来日したのは1982年。
だから私より日本語も上手です。
ついでに英語もペラッペラなので、
トライリンガルです。
その先生は、来日したときに、
日本のドラマや映画に「絶対的悪」がないことに
衝撃を覚えたらしい。
日本は、限りなくグレーの多い国だと思う。
それは、政治や司法を見ててもそう思う。

3年ぶりに授業受けてるような気持ちになり、
ちょっとうれしかったのです。