点と線
久々ミステリー。
というか、久々本のレビューです。
いや、気持ちよかったー。
久しぶりにページをめくるのがもどかしい!
ページをめくるのが楽しい!
って本でした。
松本清張作品を読むのは初めてでしたが、
いや、ちょっとファンになりそう。
文章に驚くほど主観がなくて、
タイトで綺麗な文。そしてわかりやすい。
(それでも何回か戻ったけど)
ミステリーも、壁ができて、壁を崩して、
霧がかかって、霧が晴れて、という感じで、
うーん。おもしろかった。
新幹線もない時代特有の、
アリバイ崩しもおもしろかったし、
その時代背景を想像しながら読むのも楽しかった。
挿絵がちょいちょい入ってて、それがかなり助けにもなってくれた。
いい画像がなかったので、写真は今日の東京の空。
たけしが演った、「点と線」もがぜん見たくなった。
監督の北野武も、お笑いのビートたけしも好きだけど、
俳優のたけしもなんか、希少価値があって好き。