三姉妹母ちゃんの日記

日常の雑記ブログ。たまに映画や本の話もします。

ミルク



2010年初映画。

ムスメさんと見る、もののけラピュタは省いているので。

ツタヤで、ショーンペン主演、ミニシアター系ってので
旦那はん好きかなーと借りた映画。

現実にいたハーヴィミルクという人の物語。
ゲイであることをカミングアウトして、
マイノリティの人にも人権を、と立ち上がった人。

どうしても先入観というか、
「自分と違う人」という感じで同性愛を見がちだけど、
好きな人が同性というだけで、苦しいなーと思った。

ストーリーはとてもヘビーだけど、
キャストが素敵で、嫌悪感なく見れた。
ショーンペンの恋人役の人が素敵。

同性愛者にも権利を!ということで
ミルクは政治に介入していくんだけど、
リーダーとか、人の先頭に立つ人の生き様がよく現れてて、
チェゲバラの映画を見たときと同じような気持ちに。

大学で新入生オリエンテーションのボランティアをしたときに
「リーダーとは、上から指示をするのではなく、全員を同じ方向に向かせる人」
みたいなニュアンスの言葉があったのだけど、
そのことを思い出す。
一人ではできないことを大人数でするにはリーダーが必要で、
リーダーはみんなをひとつにするチカラのある人がなるべきなんだと。

それを思うと、この国の政治の浅はかなこと。
結局、金と権力のシーソーゲーム。


実在の人の物語だから、あまり脚色もできないのだろうけど、
同じ同性愛の話なら、ヘドヴィグアンドアングリーインチの方が好き。
フェアリーテイルぽくないと。

総合では星2つです。5つが満点。
今年はこんな感じでメモしときます。

ベンジャミン、ミルク、おくりびと、などなど、
アカデミー賞作品をほとんどみてる。

今度はそれでも恋するバルセロナを見ます。ペネロペ楽しみ。

そしてそして、今年は5月にSATCの2が!!!!!
Drパルサナス、ティムバートンのアリスも楽しみ。