はてさて、ひとり映画。
久々トーホープレックス。
NINE
アバター
シャーロックホームズ
ハートロッカー
などなど、
見たい作品が多々あるなか、
選んだのは
マイレージ、マイライフ。
キャラメルポップコーン抱えてみました。
ジュノの監督さんです。
ジュノ大好き。
あらすじはジョージクルーニー演じるリストラ屋さんは、
国中を出張しながら多くの人に「クビ」を告げる。
空港がホームであり、趣味はマイルを集める事。
夢は1000万マイルを貯める事。
持論は持てないものは持たない。
そんな彼が新人に「クビ宣告はチャットで」という業務改善をされたり、
はたまたライトな関係を持つ女の人と少し関係が変わったり、
妹が結婚したり、、、
エトセトラ、エトセトラ、というお話。
この映画の一番いいとこは、映画ぽくないとこ。
映画だと、こういうストーリー展開だね、という予想が、
全部その方向に行かない。
逆を返すと、ただ、毎日が続いて行くだけで、
それがかえって映画のカラーになってます。
この映画を見た人はだれもが主人公は自分だ、と思えるんじゃないかな。
私が一番共感したのは、
妹の婚約者が結婚当日にドタキャンしそうになり、
その理由を問われて、
「このまま結婚して、子供が産まれて、その子供が入学、、家を買って、ローンを返して、、
そうするとつぎに孫が産まれて、俺はもう老いぼれさ、俺の人生もうレールが敷かれているんだ」
（ニュアンス的にはこんな感じ）
といって絶望するところ。
結婚すると、本当にこのレールなのかな？って悩むことが多くなる。
特に、
家族といるのが幸せ
マイホームが幸せ
赤ちゃんとのふれあいが幸せ
お母さんの手作りごはんが幸せ、、、
と、幸せを並べられると、
それをしてない自分は不幸せ？と途端に不安になる。
でもそれをしたところでもっとストレスに感じて、
結局自分が何がしたいのかわからなくなる。
そうやって行き着くと、
結局自分がしたいことをはっきりさせないといけないんだよね。
劇中に出てくる人やモノも、
センス溢れてて、でも日常的で、
うーん、素敵。
ジョージクルーニーの彼女の髪型が、
昔のメグライアンみたいでかわいかった。
この映画、飛行機で見たかったなーと、
１０回くらい思った。
旅は人生。人生は旅。
旅行熱がふつふつと。
ジョージクルーニーの講演での台詞。
「バックパックに自分の大事なものを入れて。棚のもの、クローゼットのもの、テーブルも、部屋も、家も、全部入れてしまおう。想像してみて。それを背負うことはできる？バックパックに入るものしかいらないんだ。」
バックパックだけ持って、
世界中をピョーンと飛び回りたい。
でも。
バックパックに入れてもいいってくらい、
人を好きになったら。
それって、結婚のタイミングなのかな〜とも思う。
あ〜来週、絶対シャッターアイランド、見に行くんだろうな〜
