ちょっとまえに見た、時計仕掛けのオレンジの舞台。
ここへきてようやくレビューを書きます。
表参道かどっかの駅で、
舞台化の広告が貼ってあるのを見て、
どどどどどうしよう、みたいみたいみたい
と、旦さんに相談したりしてて、
「やめときな」と諭されていたのだけど、
1月末に母が来るという願っても無いタイミング!
そしてヤフオクで中央ど真ん中の席をゲット!
と、トントン拍子に話は進み、
赤坂ACTシアターへ。
うーん、何年ぶりの舞台?
それだけで心臓ばくばく、
しかもアレックス?小栗旬??
ということでますますばくばく。
そして舞台の幕は上がり。
感想はというと、
アレックスの舞台じゃなくて
小栗旬の舞台だった!!!!!
というところに尽きますかね。
余談ですが、
母親が東京から四国に帰る夜行バスで、
高校の同級生に会ったらしく、
何しに東京来たのか訪ねると、
「小栗旬の舞台の千秋楽を見に来た」と。
つまるところ、そうなんですよね。
アラフィフの女性が、
はるばる四国から夜行バスに乗って、
千秋楽を見に来る。
そういう舞台だったんです。
それは良い悪いとかではなく、
そういうものだよ、と。
そしてまあ、
簡単いえば、、、、、
私の愛するアレックスは、
映画の中にしかいない、と。
帰宅した旦さんとお風呂の中でそんな話をすると、
「見なくてもそんなことわかったでしょ」と。
それでも、見ないと解らないこともたくさんあったし、
舞台は舞台で完成されたもので、
こんなふうに思ったり感じたりすることがあるってことが、
舞台を見た意味だったんだよ、、、
と、説明してみたり。
そう、ちょっと他のとこでも言及したのだけど、
本命彼氏はいるのに、ちょっとした好奇心で
他の男の子とチューしちゃって、
自己嫌悪に陥っちゃう、
でもチューしたからこそわかることもあったよ的な、
そういうことなんです。
あと、舞台とはぜんっぜん関係ないんだけど、
舞台上で小栗旬が衣装を脱いで着替える、というシーンがあり、
お尻を見ちゃいました。
同い年の男の子のお尻なんて、滅多に見れるものじゃないし、
そればっかりは、
あ、おしり、見ーちゃった。という、
もうけもん、という気分になりました。
居酒屋で前に座った女の子がサラダを取り分けるときに
谷間が見えてラッキー、な、男の子の気分?
そしてやはり役者さん。
指先ひとつとっても、
全身から演じ屋さんという雰囲気が漂って、
きっと、人はそれを「オーラ」と呼ぶんだなと、
改めて感動したり。
あと、ある程度の人で作り上げる、
舞台という世界の素晴らしさも、
改めて感じました。
ライブ感というのは、はやり行ってみないと体験できないこと。
お母様に感謝。
以上、しっちゃかめっちゃかの舞台レポ。