三姉妹母ちゃんの日記

日常の雑記ブログ。たまに映画や本の話もします。

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予告見て見たいと思ってた作品。

デビットフィンチャー監督。

パニックルーム、
ゾディアック、
ベンジャミンバトン、
と、2002年以降の彼の作品、
全部観てますね。

逆に、それ以前の作品みてない。

でもゲームと、セブン、見てみたくなりました。


そう、この映画、よかった。


何が??となると伝えづらいのだけど、
強いて言うなら、

音楽、と
脚本、かな、、、

とにかく台詞が早いというのが
話題にもなってたらしいのですが、
(観たあとで知った)
でも、
大学生で専門知識持ってる人なら、
あのくらい普通じゃない?というくらいの早さ。
ただ、ぜんっぜん聞き取れなかったので、
字幕なしで観れたら相当英語できると思う。

ストーリーは、
フェイスブック創始者の話。
彼は大学のハッキングを機にSNSの新しいカタチを作る、
それがどんどん広がると共に、
一緒に立ち上げた人との仲に亀裂が入ったり、
ちょっとアイデアを出した人に
「自分のアイデアを盗まれた」と訴えられたり、、、

実話だから、どうしても演出演出してるんじゃない?
と、なんとなーくひねくれて観てしまいそうなんですが、

いったいぜんたいドラマティック!!!

ものすごく絶妙な味付けというか、
濃すぎず薄すぎず、、、
展開もいいし、
私は要所要所で流れる音楽がすごく好きだった。
フェイスブックがどんどん広がるところは
たいてい音楽がつけられていて、
それが「色」になってるんだけど、
訴訟をしてたり、言い争いをしてるところは、
台詞と演技メインで音楽なし。
それが、モノクロっぽい世界になっていて、
いい演出だなぁと。

主役のジェシーアイゼンバーグ、初めて見る俳優さんだったけど、
観はじめて30分ほど、
「誰かに似てる、、、誰なんだ、、、」と
気になって気になっていたのだけど、
嵐の二宮君でした。

肩のすくめ方とか、
振り返ったときの目線の置き方とか、

別に二宮ファンとかでもなくて、
彼の作品も、ほとんど観た事ないんだけど、、、
なぜかそう思った。

ジャスティンもこの作品で初めて見て、
「キャメロンの元カレ、、」
と思いながらみたのだけど、
(このへんのおばちゃん的見方、だめですね)
意外にもキュート、というか、
いいじゃん☆と。

長くなったのだけど、
このトップに貼付けてある写真、
多分パンフとかの画像だとおもうけど、
「天才、裏切り者、危ない奴、億万長者」
とあるけど、
劇場パンフだと、
「YOU DON'T GET TO 500MILLION FRIENDS WITHOUT MAKING A FEW ENEMIES」
(少しの裏切りなしに5億の友だちは作れない)
とあるのね。

なんだか英語のほうが奥が深いというか、
読んでいってオチがあるというか。

フェイスブックに関しては、
そういうコミュツールもあるだろうなぁという程度。
新しいものがでると、
「関係が希薄になる」とか言う人もいるけど、
それって嫌がる人が率先して希薄な人間関係を作ってるからだと思う。


とにかく、映画としては素晴らしかったです。
☆☆☆☆
星よっつ☆