三姉妹母ちゃんの日記

日常の雑記ブログ。たまに映画や本の話もします。

さや侍



見ました。さや侍
ムスメさんも見たい見たいと言っていたので、
一緒に連れていってあげました。
幼児料金900円。初めて払いました。

2人ポップコーンを食べ食べ、
映画鑑賞。

映画の始めは「はじまり」というより、「ツカミ」という感じで、
「ああ〜松ちゃん〜」と思いつつ見ていて、
板尾さんが出て来たあたりから、
なんとなく映画のアウトラインというか、
流れが見えて来て、

ラストではぐぐぐっと世界に引き込まれましたね。

ネタバレしちゃうと、
冒頭にも血が出てきて、
ラストにも血が出てくるのですが、

その「血」が、両極端というか。

狛犬の「あ」「うん」て、
産まれる瞬間と死ぬ瞬間て言いますが、
その狛犬の「あ」「うん」みたいな「血」でした。

たぶんそういった意味もあったんじゃないかな?

批判する人は、
「こんなのありえない」って言って批判するんだと思いますが、
よくよく考えると、歯並びばっちりのお侍さんもおかしくない?
ロクに医療も受けず、現代社会であえて「汚れ」ながら生きてきた
この野見さんという人は、
もしかしたら本当にさや侍で、
はたらくおっさん劇場が仮の姿なんじゃ?とさえ思わせてくれました。

そして子役の能亜ちゃん。
この子の声も、表情もいい意味で平成ぽくなくて、
ハマり役。

あと、板尾さん。うまく映画の中で舵を取ってて、
チームキャプテンというか。長谷部的な?ポジションで、
素晴らしくよかった。演技上手い〜

大笑いした!とか、
感動しました、とかいったレビューも見ますが、

私は泣く事も笑う事もなかったな、、、


でも奇跡よりは映画感の強い映画でした。

星は、、2個半です。