三姉妹母ちゃんの日記

日常の雑記ブログ。たまに映画や本の話もします。

ツリーオブライフ



だいぶ前に見た映画ですが、
総評は書いておきます。

このショーンペン探すのにちょっと苦労した!

主役はブラピで、8割ブラピなんですが、
この映画ではものすごくショーンペンがかっこよかったので、
是非アップしたいと思いました。


うーん、作品自体は、どうなんでしょう。
新約聖書を読んだ感じというか、
見る人によってどんな風にも取れる映画でした。

水道のコックをひねる、
水が流れる、
水に手を触れる、
水の感触、
水、川、川遊び、
幼い頃の記憶。

みたいな感じで、いろんなことが幼少期〜青春期くらいの記憶とシンクロして、
自分の居場所?存在意義?を探すみたいな映画。

ロールシャッハテストとか、
サブリミナル効果、みたいな心理学的なことを思いだしました。

ただ、映像は文句なしにキレイで、
そこは本当に見る価値ありなので、
たとえば「ナイアガラの滝を見に行く」みたいな感覚で見る映画なのかな。

そこで感動する、とか、思う事がある、というのは
その人次第であって。
「見る事」に意味のある映画。

あと、音楽も素晴らしく美しい。

映像も素晴らしく、音楽も素晴らしく、
でも、でも、でも、

「で?」って言いたくなる。


私がショーンペン嫁だったら、
「悩んでないでさっさと寝なさいよっ」
って言ってしまいそう、、、、

とか言いつつ、
ラストシーンの黒いスーツ姿のショーンペンは
本当かっこよかったな〜
ブラピといい、ディカプリオといい、
アメリカの中年男性ってどうしても首と顔の太さが一緒、
肩から手首にかけてももりもりっと肉がつくので、
ショーンペンみたいな適度なシワシワ感(笑)が、
個人的に好きだったりする、、、


同じような人生をたどる映画だと、
ベンジャミンバトンのほうが100倍好き。

だってドラマティックだから。

あまり思う事がなかったのだけど、
見てよかったなという映画ではありました。

一番の驚きは、
映画館の中にいた私以上の人が、
多分60歳以上だったこと。

「老人しかみちゃいけない映画だったの?」
とちょっとビビリました。