三姉妹母ちゃんの日記

日常の雑記ブログ。たまに映画や本の話もします。

共喰い

読んだよ、共喰い。

なんていうか、
ぬらぬらした話だった。
街と川と海と人が
うまく、うまーくリンクしてて、
時空と空想を飛び越えて、
楽しかったな。

「もらっといてやる」受賞があまりに全面に出ているけど、
フェミニン男には反吐が出るくらいあきあきしてるので、
血と骨」に出てくるみたいな、
暴力と暴言しかない男には、
多少なりとも安心感を抱く私。

きっと、環境も十分に関係しているんだろうなあ。

下関が舞台で、
台詞も方言がけっこう、入ってるのですが、
「わやよ」という台詞が出てきて、

あぁ、「わや」って久々に聞いたー、と。
なんていうか、標準語だと、
「大変」とか「えらいこっちゃ」的なニュアンスなのですが、
「わや」は「わや」としか表現できないから、
この意味が分かる人って少ないんじゃないかな、、、
と不安になる気持ちと自分は分かるぞーという、
優越感(?)てか
隠れた味が分かるというか、、、

しよる、とか。
無理ぞ、とか。

不思議と方言って書体にしてしまえば、
その色が自由に頭の中に出来るから、
やはり表現の中では自由度高い。
これが例えば映画とかだと、
誰かが話した言葉になるわけだし。

今日思いついた話というか、
映像で、
弾丸の視点で物語がはじまって、
拳銃に弾こめて、
銃口からあいての脳天にまっすぐ進んでって、
脳内に入ったら、
その人の記憶につながって、
命が途切れたら真っ暗になって終わる。
って映像。

ちょっとコーエン兄弟みたいな感じかな?

共喰い読む前だったけど、
そういう、死ぬこととか、血とか、
リアリティと、
時空とか、記憶とかの、
ファンタジーがつながるのがいいなって。
そんなことを考える帰り道。

もうこんな豪雪はこりごり。

今日は洗濯たたみと
ネイルは塗ったどー。

まゆゆは可愛いなぁ。