三姉妹母ちゃんの日記

日常の雑記ブログ。たまに映画や本の話もします。

ヒューゴ



久々に映画らしい映画というか、
綺麗な映画でした。

大学時代授業でみたのかな?
船が舞台の話で、
写真、無声映画、トーキー、モノクロ、カラーと、
映画の歴史をなぞるように始まる映画が
あったのだけど、
それを思い出しました。

3Dっていうバリバリの現代技術のなかに、
変わらない歴史、映画っていう素敵なものが入ってた。

3Dって、トランスフォーマーみたいに、
破片がバリーンとか、
人がギュンって来たりとか、
そういった派手な視覚効果に使われがちだけど、
この映画では、
雪が降ったり、
埃が舞ったり、
束ねていた紙が散ったりと、
いたって普通の、
普遍的なことに使われていて、
でも、
それがドラマティックに描かれていて、

ああーさすがだ。

と思いました。

チョイチョイ「シャッターアイランド」に出ていた俳優さんが出てきて、
「あーこれ誰だっけ?」となったり。

主役の女の子が、
スマイルに似ているとの噂ですが(私と妹との間でだけ)

13歳の男の子と女の子の、
女の子の方が背も高くて、大人で、
でも男の子も男の子なりに強さとか、
何かを守りたい気持ちを持ってる、
そういったこの世代ならではの
青苦い感じも、
とても気に入りました。

ほんと、この世代って一瞬なんだけど、
私自身も永遠のように感じてた時期だった。

映画が好きな人なら、絶対見て欲しい。

ファンタジー
イマジネーションとが、
綺麗にまとまった映画でした。

毒気もまったくないけど、
毒を抜いた毒気のなさだから、
またそれがよかった。

ムスメ2人には、
10歳くらいになったら見せようと思います。