三姉妹母ちゃんの日記

日常の雑記ブログ。たまに映画や本の話もします。

おおかみこどもの雨と雪



もう、2時間泣きっぱなしでした。
自分の感性がそうさせたのか、
母親の感性がそうさせたのかはわかりませんが、
とにかく涙でぐしゃぐしゃに。

おおかみおとこの子供を産んだ主人公が、
おおかみこどもを育てるというストーリーなのですが、
特殊なようで、特殊じゃない、
すべての子供はおおかみこどもだ〜と、
泣きながら思いました。

産まれて、
おっぱい、
お風呂、
だっこ、
背中なでなで、
異物飲み込み、
走って、
転がって、
笑って、
周りの子と調和して、
自然と調和して、
兄弟喧嘩して、
選択して。

今自分がしているすべてのことが、
凝縮されていて、
本当に綺麗でした。

地上から見上げる雨の色とか、
花が風に揺れる様子とか、
そういった細かい自然の描写もすばらしくて、
ぺらぺらしない、
たぶん10年たっても色あせない映画。

最後の一言の、
「それはまるでおとぎ話のようだった」
という一文が最高に素敵で、
立てなくなるくらい号泣。

子育てって、果てしないようで、
結局は終わっちゃうんだな。