アルゴ
まだまだいくよー。
お次はアルゴ。アカデミー賞作品賞。
ベンアフレックって、パールハーバーのイメージしかなかったけど、
いや、いい俳優さん&監督だなーと。
これは実話に基づく話で、
1979年、イランのアメリカ大使館が過激派の人たちの襲撃にあい、
全員を人質に取られる。しかし、大使館員6人だけは逃げてカナダ大使の家に逃げ込む。
見つかれば即処刑されてしまう、という状況のなか、
CIAのトニー(べンアフレック)が救出作戦を決行する。という話。
その救出作戦というのが、
偽の映画を作って、スタジオも作って、
その6人はイランでロケハンしてる、ってことにして、
飛行機に乗せて帰国する、という作戦。
けっこうぶっとんだ作戦だと思うのですが、
これがリアルだから、すごい。
最初のデモのシーンがとにかくうるさくてうるさくて、
見るの辞めようかと思ったほど。笑
国際紛争って、やはり見てて気持ちのいいものではないよなーと、
あたりまえのことを思ってみたり。
救出作戦は、手に汗握る臨場感!
本当に肝がくーーーーーーうううううっとなりました。
上映時間逆算しながら、
「あと30分だから、がんばれ!」とか、
映画の人になのか、自分になのか、よくわからないエールを送ってました。
結果としては、作戦は成功して、6人はアメリカに帰国することができます。
という、ハッピーエンドなんだけど、
まあ、国の争いは焦点にはなってないので、、、
偽の映画を作る、という、「映画の中の映画」も、よくできていたし、
どうして空港でイラン側がだまされちゃったかというと、
それが「映画」だったから、という合点もあり。
アカデミー賞って、
映画の、映画による、映画のための賞。的なとこがあるので、
うーん、なんていうか、
「アメリカ万歳!」的なものが多いよなーと思ったり。
これも、見るなら博学な大学院生カップルが勉強終わって朝方鑑賞して、
議論しながら寝るのにはピッタリっていう、
ちょっと極端な映画かも。
なんかボロカス批評ぽい?
でもフォローじゃなく、
映画への愛情はたーっぷり注がれた映画でした。
もう一回見る?って聞かれたら、、、、
10年後でいいや。笑
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