三姉妹母ちゃんの日記

日常の雑記ブログ。たまに映画や本の話もします。

謎解きはディナーのあとで

風立ちぬ以来の映画。

謎解きはディナーのあとで

もともとムスメさんがドラマを見てて、
映画化されるとわかったときも、
見ようねーなんて予定してたのに、

公開直前になると、前売り券を買うのをスルー。
でも、今日予定もなく、
かといって外で遊ぶ元気はなくで、
困ったときの映画。笑。

ドラマ映画なので、
まあそんな期待せず行ったけど、、、、

ドラマ映画でしたね。

潔いまでのドラマ映画だったから、
そんなに後悔はなし。

主役の二人より、
脇のキャストがよくて。

中村雅俊桜庭ななみ宮沢りえ竹中直人
要潤生瀬勝久、、、などなど。
あと、個人的に一番ツボだったのは、
アンジャッシュ児島さん。

自分が面白いと思ってしゃべったことが全くウケないのに、
何でもないエピソードが奇跡的に面白い芸人。
個人的には肉の区別がつかない
(唐揚げを食べても、それが鶏肉なのか豚肉なのかわからないらしい。)
ってエピソードが一番好き。
あと、キノコ類の区別もつかないらしい。
でも食べることが大好きで、山手線の中でほか弁食べちゃうとか。

あ、脱線したけど、
その児島さんも、ちょっとした謎とエピソードを持っていて、
ニヤニヤしてしまいました。

肝心の謎解きは、たぶん2時間ドラマ的なトリックと、
あとはちょこっとお涙頂戴エピソードと。
あ、ここ泣くとこねーふーん。みたいな、
なんだか非常に性格悪い?私。

演出も、あーーーーってすごく白けてしまうところがあり、
でも竹中直人大倉孝二のコンビに助けられたかな。
漫才みたいな掛け合いと、
実は名字が高円寺で、
コーエンTHE兄弟です!(本当にそう聞こえた)
と自己紹介するところで、映画好きとしてのハートをちょっと触られました。

北川景子に関しては、もう、かわいさだけで見るしかないんだな、と。
これでOKなの?本当に?という棒読みっぷり。
こっちがドキドキしてしまうほど(違う意味で)
櫻井くんも、演技派ではないから、、、、
そうするとより一層サブキャストの、、、以下同文。

個人的には要潤って、俳優としての華がすごくあると思うので、
もっと出て来てほしかったかなー。
ゴーグルのシーンがあって、
あ、タイムスクープハンターだ!とも思った。

あとは、カジノの支配人がダイヤモンドユカイなのはいいとして、
何故かバーの従業員にナカミーの姿が、、、
嗚呼フジテレビ(嗚呼野麦峠のニュアンスで読んでください)
あまり親しくない人と見たりしたあとに、

ナカミー出てたねえ、
シンガポールおるからねえ、

みたいな会話をさせたいのかな?

パンフレット買うと、何故か2部仕立てになっていて、
創刊号600円と、2号300円があって、
これも何たる商売、、、!と度肝を抜かれました。
まあ、買うのは自由だからね。

話は変わるけど、風立ちぬのタバコの件も、
私はものすごーーーーーく怒ってます。
それがアカンというなら、松田聖子赤いスイートピーも、
「タバコの匂いのシャツに〜」ってとこが駄目、とか。
言いかねないでしょう。
表現の自由という言葉自体、高い高い高いところにある概念なのに、
世間に引っ張って来てそれを議論しようとするところが嫌。

同じ理由ではだしのゲンも。
作品に蓋をしたところで、好奇心には勝てませんよーだと、
背中蹴り飛ばしてやりたい気分。
知らないことが、最大の恥で、
知識を身につけること、多くの作品に触れることが、
生きていくなかで必要だってこと、わからないのかな?
あまりに安易で、低レベルすぎる。


風立ちぬは、本当に本当に素晴らしい映画。
もちろんすべてのシーンにおいて。
見てだいぶ経つけど、忘れられないシーンがたくさんあるので、
まとまって、書きたいことがあれば、また書きます。


映画の感想って、長くなるなぁ。
ご清聴、ありがとうございました
(有吉マツコの政見放送風に)