
ムスメさんの大好きなレゴブロック。
ある日、ラムネやグミを量り売りしてるお店に行ってお菓子を買って、
それを食べていたときのこと。
「かーか!これなあに?いま、なーちゃんが、たべてるやつ!」
と聞くので、
「あーんして」
と口の中をのぞくと、
それは金平糖でした。
金平糖を口に入れて、
「これは何だろう?」
と思って、
それを私に聞く。
なんだかたったそれだけのことに
私が母でいること、
ムスメさんが娘でいること、
私がしてあげられること、
を見た気がして、
なんだかじーんとした気持ちに。
いろんな物や人と出会って、
これって何だ?と思ったときに、
その好奇心に応えられるように、
そして、
嫌な事もあったりするけど、
この世の中には楽しいこともいっぱいあるんだと、
そう思わせたい。そう教えたい。
小さい砂糖の粒ひとつで大げさ?
でも、金平糖が金平糖だよと、
言ってあげることの積み重ねが、
親子になっていくよなあと、
しみじみ感じた夜。
この話を旦那さまに話すと
「うんうん、その感覚、すごくわかる」
と理解してくれて、
「あぁ、この人はこの人で、父親だ」
と、これまた感動。
やっぱり子育てって、やめられない。