三姉妹母ちゃんの日記

日常の雑記ブログ。たまに映画や本の話もします。

トランス

ダニーボイル監督最新作。

こちらはとーーっても面白かった!
映画見ている自分がニヤニヤしてしまうくらい。
ストーリーもさることながら、
トリックや、伏線や、出てくる美術品、
男性、女性、ヌード、車、などなど、
すべてがパーフェクト。

ロンドンオリンピック開会式総指揮のダニーボイルではなく、
トレインスポッティングのダニーボイル、って感じなのがよかった。

前作の127時間も、際疾いシーン、
アーーー痛い痛い痛い!っていうシーンがあって、
手で顔を覆いながら見たけど、
今回も痛いシーンはアリ。
セルフモザイクという、目を細めて字幕だけを見る、という方法で
なんとかクリア。
ヌードもバッチリあるし、R15は納得。
でも、そのヌードも、部屋のインテリアが徹底的に直線なのに対して、
女性の曲線があらわになる、という計算されたヌードで、
エロ、というよりは、
はーーーっとため息がでるような美しさ。

スクリーンの人って、本当に美しいなーと、
改めて心を奪われました。

あとは、改めて映画と音楽のハマりっぷり。
ちょっとエッジが効きすぎてるくらいの、
ガツガツした音楽や、
後半のジュワーっと染みるような音楽。
映像と音楽と、両方が主張してきてるのに、
それが全く嫌じゃないのって、この監督くらいかも。

一人映画館でポップコーン抱えて、
しばし至福のひとときでした。


予告でやってた、悪の法則も、見たい。